広報かでな11月号
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9999 な か ま ゆう じと ぐち ひこ しんとう やま ひろしふく ち みのるうえ ち やす しげとう やま ひろしひ が あま ね1530沖縄県立農林学校卒業生の渡口彦信氏が、歴史民俗資料室を訪れました。渡口氏は、歴史民俗資料室の戦前の嘉手納町を再現したジオラマ展示物制作へのご協力や、貴重な資料の寄贈をし、完成に尽力して頂きました。渡口氏は農林学校生徒だった当時を振り返りながら、「我々の世代が、戦争を体験していない若い方々にどれだけ言葉を尽くしても、なかなか伝わらないところがあると思います。この施設で、戦争がもたらす生活の悲惨さを知り、二度と戦争をしてはいけないということが教訓としてみなさんの胸に残って欲しい」と思いを語りました。309月1日にオープンしたかでな未来館は、嘉手納旧飛行場権利獲得期成会の旧地主が主張してきた内容について継続した調査及び地域住民の活動の拠点とするための施設を要望したことにより建設に至りました。完成したかでな未来館を訪れた、嘉手納旧飛行場権利獲得期成会の名嘉眞祐治会長は「これまで裁判も行ったが、事実関係は明らかにされていない。我々の主張の是非についても、判決がなされていない状況にある。嘉手納町だけでなく、沖縄県全体が不当な扱いをされたという歴史を明らかにし、世論に不条理を訴えていき未来を築いていく。未来館が完成したことを嬉しく思う」と喜びました。広報かでな 2022 11月号26一般社団法人嘉手納町軍用地等地主会より、嘉手納町人材育成会、嘉手納町社会福祉協議会へ、それぞれ30万円、野國總管まつり実行委員会へ10万円の寄附がありました。福地實会長は「お世話になっている嘉手納町に有効に使って頂きたいという思いから、継続して寄附を続けてきました。これからも嘉手納町の力になれるように努めたい」と話しました。當山宏町長は「規模は縮小するものの、町民に3年ぶりの野國總管まつりを楽しんで頂けるよう努めます。町の将来を担う人材育成については、これまで以上に尽力します」と話しました。上地安重嘉手納町社会福祉協議会会長は「毎年の寄附、心より感謝します。寄附は福祉の向上に利用させて頂きます」と話しました。268月2日に東京で行われたストリートダンスコンテスト「ダンスアタック!東京高校生の部」で優勝した嘉手納町在住の比嘉天音さんが當山宏町長を訪ね、報告をしました。比嘉さんは今回の優勝特典で、世界最大級のストリートダンスコンテスト、ジャパンダンスディライトVol.28ファイナル(以下「JDD」)の、オープニングショーでダンスを披露し、コンテストを盛り上げました。比嘉さんは「慣れない環境でのダンスは緊張したが、優勝出来て良かった。将来はJDDの本戦にも出るダンサーになって、プロのダンスリーグに所属できるようになりたい」と話しました。當山町長は「本町から、ストリートダンスの期待の星が生まれたことを嬉しく思います。今後もさらに大きなステージに立ち、良い報告が聞けることを期待しています」と話しました。歴史民俗資料室完成への思いを語るかでな未来館オープンへの思いを語る寄附金贈呈式嘉手納町軍用地等地主会ストリートダンスコンテストで優勝!

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