広報かでな10月号
3/18

岩本政務官からは、「施設の詳細を確認しているところである。町の懸念は理解している。その懸念を取り除くよう最善の努力をしたい。取り組みを急がせたい」との話がありました。また、深澤防衛省地方協力局長からは「町の懸念をしっかり踏まえて同計画の詳細を求めて米側とやり取りをしているところである。本省・地元レベル、米国防総省とのやり取りを行っている。地元の意見も聞きながら影響を最小限にするよう努力していきたい」との答弁がありました。市川外務省北米局長からは「住民の不安は十分理解している。米側には地元の不安を伝えて防衛省とも連携しながら対応していきたい。住民の理解あっての日米同盟であるので、米側にも働きかけていきたい」との話がありました。国の機関については各所とも懸念事項・事の緊急性を十分理解しているように感じられました。一方、米軍関係に関しては、7月には沖縄米国総領事及び第18航空団司令官を訪れ、防■整備格納庫移設計画は到底認められないとして、計画の即時撤回を訴えたにもかかわらず、8月初旬から防■整備格納庫の移設先とされる地域で文化財調査を行われていることが発覚しました。町の要請を無視して文化財調査が行われていることに対し、8月19日に第18航空団及び沖縄米国総領事へ「断じて容認できない」と文書で抗議しました。また、19日に外務省沖縄事務所、24日に沖縄防衛局を訪れ、改めてパパループへの防■整備格納庫移設を前提とする文化財調査の中止及び移設計画の即時撤回を強く求めました。パパループの使用の禁止について3.早期警戒管制機E−3の駐機場の移転等について防衛省、沖縄防衛局1.航空機の騒音及び排気ガス等の予防対策について2.特定防衛施設周辺整備調整交付金の増額について令和4年度嘉手納町基地対策協議会総会を開催8月5日 北区コミュニティーセンター深澤雅貴防衛省地方協力局長へ要請内容を説明市川恵一外務省北米局長へ要請内容を説明當山町長と岩本剛人防衛大臣政務官広報かでな 2022 10月号重点要請事項1.嘉手納飛行場における航空機騒音規制措置の厳守について2.第353特殊作戦航空団駐機場等拡張整備計画に伴う通称 その他要請事項外務省、外務省沖縄事務所、防衛省、沖縄防衛局(共通)1.航空機騒音対策について2.基地負担の軽減等について3.早期警戒管制機E-3の駐機場の移転等について4.航空機事故等の防止対策について5.基地内訓練等による被害の予防対策について6.環境汚染等について嘉手納基地に関する諸問題 定期要請事項3

元のページ  ../index.html#3

このブックを見る